業務改善コンサルティング

現在、企業における「IT化」「DX（デジタル・トランスフォーメーション）化」は、業務の効率化のみならず事業継続のためにも必須な動きとして重要視されています。それは福島県の中小企業にとっても例外ではありません。

そして、近年のIT需要増加に伴い日本全国的に問題視されているのが「IT人材不足」です。2030年には78万人以上の需給ギャップが発生するといわれるこの問題に対して、各企業が『ITシステムの内製化（ITシステムの開発を自社内で行う）』に取り組み始めています。

しかしながら、現在社内にIT担当者がいない中小企業も福島県内には多く存在しています。

鈴弥洋行で提供している「kintone業務改善コンサルティング」は、そのようなIT担当者が不足している企業に対して、kintoneを活用したアプリ開発、運用、検証のサポートを提供することで中小企業が抱える業務上の課題解決を目標にしたサービスです。

そして、最終的にはIT担当者がいない中小企業でもkintoneを活用してシステム開発から運用までを自社で行える体制づくりを目指します。

鈴弥洋行のkintone業務改善コンサルティングが、県内の中小企業のお客様から選ばれている理由は「お客様のお話しをもとに一緒に考え・一緒に動く」伴走支援型のコミュニケーションを大切にしているからです。

中小企業の業務改善に必要なのは、高レベルの一般化したノウハウ提供ではなく、実際に「できること」「成果を出すこと」に重きをおいた業務改善策の実行だと考えています。だから私たちは「一方的なノウハウの押し付け」や「現場レベルと乖離した現実味のない提案」は行いません。

kintone業務改善コンサルティングは、企業で抱える課題ごとにサポート内容は異なります。ただし一般的には以下の流れで業務改善の伴走支援を実践しています。

1.ヒアリング

組織体系や現在のIT環境などのヒアリング、また課題を抱えている担当者や社員の方々とのコミュニケーションを通して、まずはお客様の企業の状況を把握して課題解決の前提となる関係性や共通認識の土台をつくります。

2.問題の洗い出し

業務の中で今現在困っている、または改善の余地があると感じられている部分のリストアップを行います。その中で解決すべき課題やその優先順位を一緒に考えます。顕在化している問題だけでなく潜在的な問題についてもヒアリングの中で発見してご提案する可能性もあります。

3.目標の定義

原因を認識したら、そこから向かうべきゴールについての共通認識をつくります。現在抱えている課題を解決することでどうなりたいのか、どのような状態を目指すかを定義づけし、改善までの動きをひとつのプロジェクトとして共通の目標を設定します。

4.アプリ作成

共通認識として定めた改善の方向性と、お客様と一緒に考えた施策を、kintoneアプリ（システム）のかたちに落とし込みます。アプリ開発はコンサルタント側で実施いたします。

5.アプリ運用

開発したアプリを実際にお客様の会社で運用します。多くの中小企業でぶつかる新しい施策に対する“社内認知への壁”についても、社内研修やルール化のサポートを行うことで適切な運用を支援します。

6.検証・改善

運用の中で効果検証を行い、改善のためのプロジェクトがどのような成果をもたらしたかを分析します。そして、運用の中で必ず見つかる新たな課題をさらに改善するべくアプリ開発→検証を繰り返しながら目標達成に向かいます。

上記のフローを基本としながらも、企業ごとの「課題ファースト」の精神で組織やIT環境などの状況を踏まえながら課題解決を目標に柔軟にサポートします。

kintone業務改善コンサルティングは、弊社の専門コンサルタントが対応します。途中で担当が変更になることもないので、安定したコンサルティングを受けることができます。

抱えている課題や必要なシステムの規模、また組織体系などによって最適なプランが異なります。自社に最適なプランについてご相談を希望する方やお見積もりを希望する方はお問い合わせフォームからご連絡ください。