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導入事例:佐藤塾 様

板書中心の授業から“伝わる授業”へ。MAXHUBで進化した45年続く学習塾

(左から)佐藤塾 塾長 佐藤康晴 様、佐藤塾 佐藤宏美 様

お客様情報

名称

 


佐藤塾

住所 福島県郡山市大槻町西ノ宮西59
事業内容 小・中・高校生を対象とした学習塾の運営
導入サービス MAXHUB

地域密着で45年、3名で約100名を支える学習塾

佐藤塾様は、小学1年生から高校3年生まで約100名弱の生徒を、塾長とご夫婦の3名で指導する地域密着型の学習塾です。対面・集団授業を中心にしながら、必要に応じてオンライン授業にも対応しています。

少人数体制で幅広い学年・教科に対応しているため、授業中の判断や対応は講師に大きく委ねられます。その中で、授業の質を維持しながら効率よく運営していく工夫が求められていました。

導入背景

子どもたちの変化と“伝え方”の課題

今の子どもたちは、昔のように言葉だけでは理解できないことが増えています。学び方そのものが変わってきていると感じていました。(佐藤宏美 様)

「授業の中で口頭で説明しても、イメージできない/背景が分からない/文章を読んでも情景が浮かばない。しかし、画像や動画をはじめとしたデジタルコンテンツを見せると理解が早くなる。」こうした変化に対応するため、授業の進め方や伝え方を見直す必要性を感じていたことが導入の背景にありました。

導入前の課題

導入前の授業風景。ホワイトボードに板書し、テキストを読み上げながら授業を進める様子。

課題① 板書に追われ、教える時間が削られていた

英語の長文読解では、文構造を理解させるために全文を書き出す必要がありました。そのため、書く時間が長くなり、生徒は待つ時間が増えてしまいます。授業は”板書 “→ “待機” → “解説”という流れになりやすく、テンポが崩れていました。

また、講師側も長時間立ったまま書き続ける必要があり、身体的な負担も大きい状態でした。

課題② 資料提示に時間がかかり、授業が止まる

地図や歴史資料、写真などを見せる際は、紙の教材が中心でした。該当箇所を探す/配布する/説明するという流れが必要になり、その都度授業が中断されてしまいます。

さらに、生徒自身が教科書の該当ページを見つけられないこともあり、理解に入る前の段階で時間を要していました。

課題③ “見せられない”ことで理解に差が出る

歴史や地理、国語の内容などは、実際に見せることで理解が深まる分野です。しかし、すぐに視覚的な情報を提示できない環境では、どうしても理解に差が生まれてしまいます。

言葉だけでは伝わりにくい内容が増えている中で、授業の限界を感じる場面もありました。

導入のきっかけ

“現場で使える”と感じたことが決め手

実際に来場いただいた弊社主催展示会の様子(2023年開催 ベルヴィ郡山にて)

これなら塾長でも使えると思ったんです(佐藤宏美 様)

これまで様々なICT機器を検討してきたものの、使い勝手の面や、新しい機材を導入することによる心理的な抵抗もあり導入に至りませんでした。その中で、弊社の展示会でMAXHUBを紹介され、実際に実機を見ることで、導入後の活用イメージが明確に思い浮かびました。

MAXHUBは、書く/見せる/調べるといった授業に必要な機能が一体となっており、これまでの授業スタイルを大きく変えずに使える点が評価されました。

便利さを実感すれば、自然と使うようになると思いました(佐藤宏美 様)

無理に新しいやり方に合わせるのではなく、今の授業をより良くできると感じられたことが導入の決め手となりました。

導入の効果

実際の授業の様子。板書と生徒の参考書が視覚的に一致するため、授業がスムーズに進む。

効果① 板書の削減と業務効率の向上で、指導に集中できる環境へ

参考書を事前に複合機でスキャン。MAXHUBに転送し、画像データの上から板書している。

書く時間がなくなり、すぐ解説に入れるようになりました(塾長)

MAXHUBの導入により、これまでホワイトボードに手書きしていた英文や資料をあらかじめ複合機でスキャンし、データをMAXHUBに自動保存することで。直接書き込みながら解説できるようになりました。これにより、板書時間の削減/授業テンポの向上/指導時間の確保が実現しています。

従来は「書く→待つ→説明する」という流れでしたが、現在は「見せる→すぐ説明」という流れに変わり、生徒を待たせる時間がほぼなくなりました。

また、必要な資料を事前に取り込んでおけば、すぐに授業を開始できるため、準備の負担も軽減されています。

資料を取り込んでおけば、すぐ授業が始められるようになりました(塾長)

さらに、板書による身体的負担も軽減され、講師にとっても持続可能な授業環境が整いました。

効果② “見せる授業”への進化で、理解度と学習意欲が向上

見せると一気に理解が進むんです(佐藤宏美 様)

MAXHUBの大きな変化は、「見せることが当たり前になった」点です。紙では見づらかった写真/地図/年表/文章も、大画面で全員に同時に提示できるようになりました。

さらに、インターネットに接続できることで、デジタル教材/YouTube/教科書外の情報もその場で活用できるようになっています。教科書の出版社もデジタル化が進んでおり、補助コンテンツや音声教材、作者インタビューなども授業の自然な流れで使うことができます。

教科書には載っていない情報も見せられるので、言葉だけでは伝わりにくかった内容も、視覚情報と組み合わせて説明できるようになり、生徒の中でイメージが形成されやすくなりました。

その結果、理解のしやすさ/記憶の定着/学習意欲の向上といった変化が生まれています。

単なる知識の伝達ではなく、興味を持って授業を聞くようになり“体験に近い理解”を促す授業へと進化しています。

課題③ 塾長の活用定着により、授業の質そのものが向上

最初は手間取りましたが、今は欠かせません。これがないと授業が成り立たないくらいです。(塾長)

導入当初は、スキャンデータの投影やWi-Fi接続などに戸惑う場面もありましたが、実際の授業の中で使いながら少しずつ習得していきました。現在では、写真投影/地図表示/資料への書き込みといった機能を日常的に活用されています。

さらに、「自分の経験と資料を組み合わせて教えられるようになった」と語るように、長年培ってきた指導内容を、より分かりやすく伝えられる環境が整いました。

効率化だけでなく、教育的な価値を感じています。(塾長)

この変化は単なる効率化にとどまらず、理解の深さ/知識の広がり/授業の表現力といった、授業そのものの質を引き上げています。

今後の展望

授業の資産化

MAXHUBの導入によって、授業の進め方や伝え方が大きく変化した今、佐藤塾様ではその価値をさらに広げていく取り組みを見据えています。

特に注目しているのが、授業の記録・蓄積です。これまで塾長個人の経験やノウハウとして蓄積されてきた指導内容を、データとして残していくことで、今後の指導に活かしていきたいと考えられています。

塾長の授業を残していきたいと考えています。長年やってきた授業を、形として残していけたらいいなと思っています(佐藤宏美 様)

今後は、授業の録画や資料の保存を通じて、いわば“授業の資産化”を進めていく構想です。これにより、特定の個人に依存していた知識や指導技術を、次の世代にも引き継げる形へと変えていくことが可能になります。

さらなる活用

また、現在は1階の教室に設置しているMAXHUBですが、「本当は各階に1台ずつ置きたいですね」と、さらなる活用拡大も検討されています。その背景には、現場での活用度の高さがあります。

誰がMAXHUBを使って授業するか、取り合いになっている状態です(笑)(佐藤宏美 様)

この言葉からも分かるように、単なる設備ではなく、“授業に欠かせないツール”として現場に深く根付いていることがうかがえます。さらに、「まだ使い切れていない機能もあると思うので、探りながらもっと活用していきたい」と、現状に満足するのではなく、より良い使い方を模索し続けている点も特徴的です。

今後は、オンライン授業との組み合わせや、他地域との連携など、新しい学びの形への発展も期待されています。

MAXHUBは、単に今の授業を便利にするだけでなく、これからの教育のあり方そのものを広げていく存在として、さらなる活用が進んでいきそうです。