集中力と情報を守る個室ブース

集中したいときや、電話・WEB会議などで周りへの配慮が必要なときには、個別で業務ができるブースに籠って業務を行います。フリーアドレスは周りとのコミュニケーションが活発になる「チームの仕事」ための仕組みなので、集中が必要な業務やセキュリティへの配慮が必要な業務など「個人の仕事」を行うときには、このようなワークスペースの併設が必要だと感じています。

業務にメリハリがつくように

「集中するときはブースに入る」という動きが慣習化することで「ブースに入る」こと自体が精神的なスイッチになるせいか、個室ブースに入ると一気に業務へ没入していく感覚が味わえます。実際にこのブースに入って業務をしているだけで、周りに対して「今、集中したい」という意思表示にもなり、急用以外は極力話しかけてはいけないような空気が流れます。そのおかげで中に入っている人も集中が阻害されることなく目の前の業務に思いっきり力を注ぐことができるようになります。

電話やWEB会議における相手のプライバシーを守れるように

オープンであることがポイントのフリーアドレスはプライバシーへの配慮は少し難しいのが難点です。実際、ノートPCでWEB会議をすると、席の後ろを通られればPC画面が見えてしまいますし、マイクにも周囲の雑音が入ってしまいがちです。
このような状態を避けるためにノートPC1台で済むWEB会議の際には個室ブースに入って業務を行います。周りから隔たれた空間でのWEB会議になるので、余計なことを気にせず画面越しの相手に集中することができます。

業務に合わせた環境を選ぶ判断材料に

フリーアドレスで社員が自分で席を選ぶことのメリットとして能動的に働く仕組みづくりを挙げましたが、個室ブースも業務に適した場所を自分で選ぶ際の選択肢になります。「この場所でそのまま行うよりも場所を移して作業した方がよさそうだな」と感じたときに、それを受け入れてくれるスペースとしてこのような個別ブースがあると非常に便利です。

個室ブースの環境構築のために、以下の製品や設備を整えました。スペック等の参考までにご覧ください。また、自社でも個室ブース環境を構築したいという企業様には、必要要件のヒアリングを通して最適な環境構築をご提案させていただきますのでご相談ください。

個室ブースのご相談・お問い合わせ

非密閉型/一人用業務ブース

WAKU WORK LABO（ワクワクラボ）では、オフィスの中にそのまま設置できるボックスタイプの個室ブースを取り入れています。導入しているのは天井が密閉されていないセミクローズタイプのブース。「オープンなスペースに一時的な集中をもたらす」ことをコンセプトにした製品なので、中に入ってもオフィスの中から遮断され過ぎず、それでいて集中しやすいという絶妙な空間を作り出すことができます。天井は吸音素材の柵になっており、扉以外の三面が吸音壁に囲まれているため、完全防音ではなくても中はほとんど音が気になりません。コンセントと照明もついているので、オフィス内での配置の自由度も高いです。

完全密閉型/一人用業務ブース（※未導入）

WAKU WORK LABO（ワクワクラボ）では導入していませんが、個室ブースにはフルクローズタイプの製品もあります。映画館などでも使用されている高性能の吸音パネルと密閉構造で、音漏れは全くと言っていいほど気にならなくなります。天井にはライトと換気ファンなども設置してあり、快適に業務を行うことができます。

パーティションタイプ

集中するためのブースはボックスタイプの個室でなくてもつくれます。正面と側面を吸音壁で囲んで視界に余計なものが入らないようにするだけでも、業務に集中できる場所をつくることは可能です。WAKU WORK LABO（ワクワクラボ）ではさらに、長時間の集中業務への対応策として電動昇降デスクとデュアルディスプレイ用のモニターも併設しています。電動昇降デスクで立ち/座りをこまめに切り替えることで身体への負担を軽減でき、PCとモニターを接続してマルチタスク対応にすることで効率よく業務ができる環境も整えました。

こちらでご紹介した製品やワークスタイルを実際にオフィスツアーでご見学いただけます。
導入の方法や運用ノウハウまで聞ける「WAKU WORK LABO オフィスツアー」はこちらからお申込みください。
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「個室ブースを自社でも設置したい！」「自社の環境で設置可能な製品は？」など、個室ブース設置ついて気になる方はお気軽にお問合せください。ご要望に合わせて最適な導入プランをご提案いたします。